妥当性検査

概要

DDSの妥当性検査キーワードを指定する事によって表示装置側で入力可能フィールドの検査を行ないます。この妥当性検査キーワードによってエラー処理を行なうためです。
これによってプログラムの負荷は少なくなります。

妥当性検査によるエラー処理

1)誤った処理を行うとカーソルがエラー・フィールドに位置付けられ、エラー・メッセージが表示されます。キーボードはロックされます。
2)取消しキーによってロックは解除されデータの入力が可能になります。


CHECKキーワード

CHECKキーワードは検査コードにしたがって妥当性検査を行ないます。

[一般形式]

CHECK(検査コード

<指定形式>
検査コード
1)ME(入力必須項目)
 少なくとも1文字(ブランクでもよい)は入力しなければなりません。
2)MF(全桁入力項目)
 1桁打鍵したら全桁入力しなければなりません。
3)RB
 フィールドのデータを右寄せしブランクを埋めます。
 AUTO(RAB)と同じです。
4)RZ
 フィールドのデータを右寄せしゼロを埋めます。
 AUTO(RAZ)と同じです。
5)ER
 フィールドの最後の文字を打鍵するとレコードの終わりと判断します。
 実行キーを押す手間を省きます。AUTO(RA)と同じです。

<参考>
チェックキーワードは鍵盤制御の機能もあります。
CHECK(FE) フィールド終了キーを押さないと次のフィールドに進めません。
CHECK(VN) 有効名前(名前付けルールに基づいた有効な名前でなければならない)

[パラメーター] [機能]
CHECK(ME) 入力必須フィールド
CHECK(MF) 全桁入力フィールド
CHECK(RB) データを右寄せしブランクを埋める
CHECK(RZ) データを右寄せしゼロを埋める

COMPキーワード

COMPキーワードはフィールドの値と定数との大小比較の検査に使用します。

[一般形式]

COMP(比較演算子 値)

[比較演算子] [意味]
GT より大きい
LT より小さい
EQ 等しい
NE 等しくない
GE より大きいか等しい
LE より小さいか等しい
NL より小さくない
NG より大きくない

RANGEキーワード

RANGEキーワードはフィールドの値がリスト内の値のどれに該当するかを検査します。

[一般形式]

RANGE(下限値 上限値)


VALUESキーワード

VALUESキーワードはフィールドの値がリスト内の値のどれに該当するかを検査します。

[一般形式]

VALUES(値1 値2・・・値100)

注意

1)文字タイプの値を指定する場合は引用符(’)で囲みます。
  小数点、符号を付けて指定できます。
2)1つのフィールドに対してCOMP、RANGE、VALUESは1つだけ
  なおかつ1回しか指定できません。


一覧表

[パラメーター] [機能] [例]
COMP(EQ 値)
COMP(NE 値)
COMP(GT 値)
COMP(LT 値)
COMP(LE 値)
COMP(GE 値)
COMP(NL 値)
COMP(NG 値)
入力されたデータと特定の値の大小比較 COMP(EQ ’ABC’)

COMP(GE 100)
RANGE(下限 上限) 入力されたデータの範囲チェック RANGE(’A’ ’B’)
RANGE(5 99)
VALUES(値1 値2・・・) 入力データと値の検査 VALUES(’A’ ’C’)
VALUES(7 30)

井上裕太 技術資料